Nara City Museum of calligraphy in honour of Kason Sugioka


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 奈良市杉岡華邨書道美術館
 一般財団法人奈良市総合財団
 〒630-8337 奈良市脇戸町3番地
 TEL 0742-24-4111
 FAX 0742-20-6677

 http://www3.kcn.ne.jp/~shodou/
 E‐mail shodou@m3.kcn.ne.jp

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一般財団法人 奈良市総合財団
奈良市杉岡華邨書道美術館の指定管理は一般財団法人奈良市総合財団が行っています。
 


平成24年3月3日、杉岡華邨氏は永眠いたしました。


   杉岡華邨先生は大正2年(1913)吉野郡下北山村に生まれ、奈良師範学校を卒業後、辻本史邑、尾上柴舟、日比野五鳳に師事されました。奈良県立高等女学校教諭を経て大阪教育大学で書教育に携わるのを機に、京都大学で平安朝文学、中国文学史、美学を聴講して学び、また久松真一に禅美術の思想的指導を受けられました。 
 作家としては、日展を中心に、朝日現代書道二十人展、毎日書道展、読売書法展に作品を発表され、平安朝以来のかな書の美とその表現の可能性を追求し続けておられます。奈良県文化賞、日展文部大臣賞、日本芸術院賞を受賞され。平成元年(1989)には日本芸術院会員、平成7年(1995)文化功労者、そして平成12年(2000)文化勲章を受章されました。
 平成24年3月3日、99歳の誕生日を目前に逝去されました。
 
 


杉岡華邨先生の書の歩み
(2004.3.9奈良新聞掲載と同文)




杉岡華邨略年表
大正2
(1913)
0 奈良県吉野郡下北山村に生まれる。

昭和9
(1934)
21 3月 奈良県師範学校本科及び専攻科卒業。

昭和15年
(1940
 
27  8月 師範学校・中学校・高等学校習字科教員免許状取得(文検合格)
9月 漢字を辻本史邑に師事。
昭和21年
(1946)
33  この年のはじめより仮名を尾上柴舟に師事。

昭和23
(1948)
35  4月 大阪第一師範学校勤務。

昭和25年
(1950)
37  4月 大阪学芸大学(現大阪教育大学)講師。
4月より京都大学文学部へ聴講に通う。国文学・美学・中国文学等を学ぶ。
昭和26
(1951)
38 4月 文部省内地研究員として京都大学文学部へ留学。研究テーマを「王朝文学にあらわれた日本書道について」とし、以後のライフワークとなる。
11月 第七回日展に≪はるの田≫で初入選。
昭和32
(1957)
44 9月 日比野五鳳に師事。

昭和33
(1958)
45 11月 社団法人第1回日展に≪香具山≫で特選。

昭和34年
(1959)
 46 10月 奈良県文化賞受賞。
 
昭和36年
(1961)
 48 11月 第四回日展に≪鹿≫で特選。

昭和39
(1964)
 51 第七回日展審査員就任。
翌年より、西田幾多郎門下の哲学者久松真一の下に通い、以後約十年間、思想的指導を受ける。
昭和45年
(1970)
 57 4月 大阪教育大学教授。
5月 NHKテレビ「婦人百科」の「書道-かな-」に出演。以後昭和46年・48年の合計三回出演。
昭和47
(1972)
 59 4月 文部省高等学校指導要領作成委員。以後昭和49年まで三年間勤める。

昭和53
(1978)
 65 4月 大阪教育大学を定年退官。退官記念個展(大阪島屋画廊)。退官記念論文集『書道』(図書印刷)出版。退官記念講演「源氏物語にあらわれた書について」(島屋ホール)。
11月 改組第十回日展に≪酒徳≫で文部大臣賞受賞。
昭和55年
(1980)
 67 12月 朝日新聞社推薦個展(京都・朝日会館画廊)。

昭和58
(1983)
 70 4月 奈良県美術人協会委員長。
6月 第十四回日展出品作≪玉藻≫で日本芸術院賞受賞。

昭和59年
(1984)
 71 10月 奈良県吉野郡下北山村名誉村民。 

昭和60年
(1985)
 72 3月 社団法人日本書芸院理事長に就任。昭和63年まで二期四年間勤める。
11月 勲三等瑞宝章受章。
平成元年
(1989)
 76 11月 日本芸術院会員就任。

平成2
(1990)
 77 4月 日展常務理事就任。
12月 成田山全国競書大会実行委員会委員長。
平成3年(1991)  78 4月 社団法人全日本書道連盟名誉顧問。日本書道教育会議議長。

平成4年
(1992)
 79 4月 成田山書道美術館運営委員会委員長。

平成5年
(1993)
 80 4月 日本書芸院書写書道を考える会委員長。

平成7
(1995)
 82 11月 文化功労者。

平成10
(1998)
 85 7月 「かな書の美 杉岡華邨展」 (朝日新聞社主催/銀座・松屋)
9月 同展、大阪心斎橋大丸でも開催。
平成12年
(2000)
 87 8月 奈良市杉岡華邨書道美術館開館。館長に就任。
11月 文化勲章受章。
平成13年
(2001)
 88 9月 奈良市名誉市民。

平成15
(2003)
 90 11月 「万葉のうた・かな書の美 杉岡華邨展」(奈良県立万葉文化館)。

平成19年
(2007)
 94 6月 「杉岡華邨と臨池会選抜展」(山梨県なかとみ現代工芸美術館)。

平成20
(2008)
 95 4月 成田山新勝寺開基1070年祭記念「杉岡華邨展」(成田山書道美術館)。

平成22年
(2010)
 97 5月 平城遷都1300年記念「日本代表書作家展」(奈良市美術館)。同展、三期に分けて奈良市杉岡華邨書道美術館でも開催。
平成23年
(2011)
 98 2月 「かな書の美―杉岡華邨の世界」展(アートスペースVISION)。
7月 奈良市杉岡華邨書道美術館名誉館長に就任。
10月 「杉岡華邨と門人展」(奈良市杉岡華邨書道美術館)。
平成24年
(2012)
  3月3日逝去、享年98歳、従三位に叙される。
5月 「杉岡華邨お別れの会」(大阪・リーガロイヤルホテル)
平成25年
(2013)
2月 「追悼 生誕100年 杉岡華邨展」(松屋銀座)
3月 「追悼 生誕100年 杉岡華邨展」(大阪島屋)