Angel Sugar

10万ヒット記念企画 テーマ「H」 第8夜

昨夜タイトル翌夜

大地&博貴

 澤村大地「H」について考える。

 どうもいつも俺は博貴に負けている……
 というか…… 
 はめられていると言った方が良いかもしれない。
 里芋の含め煮を一つ口に入れ、大地は目の前に座る自分の恋人である博貴の方をチラリと見た。それに気が付いた博貴は顔を上げる。
「どうしたんだい?何だかさっきから考え込んでいるけど……」
「……え、別に……なんでもねえよ」
 慌てて大地はもう一つ里芋を口に入れた。
「……変だねえ、君……」
 じいっと疑惑の目を向けられた大地は里芋が喉に詰まりそうになった。
「だからっ……何でもねえって言ってるだろ」
 博貴が言うには、大地は思っていることなどすぐに顔に出るらしい。大地自身は平静を装っているつもりなのだが、隠し事や嘘など全く博貴には通用しないのだ。
「そうやって、おどおどするから変だと思うんだよねえ。はっきり言ってくれないかい?こっちは大ちゃんが何を考えてそんなおどおどしてるか、とっても気になるんだよ」
 困ったような表情で博貴はそう言うと、持っていた箸を茶碗の上に置いた。
「……俺さあ……なんか損してるような気がするんだよな」
「損?なんだいそれは……」
「だからさあ、俺いっつもお前の企みに踊らされてるような気がするんだよな。一番やられたって思ったのは、この間の女装の件だけど……」
 女装の件は未だに思い出しても大地は顔が赤くなってしまう。問題なのはその後で、博貴はあの時の衣服を全部記念だと言ってきちんとクローゼットに直しているのだ。
 機会があったら又大地に着せたいと博貴が思っているのかどうか謎だった。
「別に企んでなんかいないよ」
 博貴はそう言ってさも可笑しそうに笑った。
「いや、お前は絶対企んでる。なんかこう、お前ってそういう過程も楽しんでる様な気がするんだよな」
 むうっとした顔で大地はそう言った。
「大ちゃんの言っていることは、被害妄想っていうんだよ」
 言って博貴はニヤとした笑みを口元に浮かべた。
「……いいけど……別に……」
 こいつ……
 ぜってー又なんか企んでやがる……
 博貴がニヤニヤとした笑いを浮かべるときは要注意なのだ。だがいつも大地は知らずにその企みに足をつっこんでいるのだから、仕方ない。
「ああそうだ、大ちゃん。多分、今日宅急便が届くから受け取って置いてくれないかい?今度、店で使うんだよ」
 既にごちそうさまをした博貴が突然そんなことを言った。
「あ、うん」
「……勝手に中身見ちゃ駄目だよ。分かってるね大地……」
 次に、意味深に博貴は言った。
「お前のもん、俺、勝手に見たりしないよ。受け取るだけで良いんだろ」
 大地はそう言って、今度は豚肉と野菜の香り煮を自分に引き寄せた。
「大ちゃんはそんな事しないと分かってるんだけどね。一応だよ、一応ね。さてと店に行ってくるかな」
 言って博貴は立ち上がった。
「え?まだ昼だけど……お前夕方からじゃないのか?」
 ちらと柱時計を見て大地は言った。
 現在、収入には困っていないのだが、週に三日ほど博貴はホストクラブに顔を出している。大地と言えば今日は久々の休みだった為に、うちでごろごろとしていたのだ。
「今ね、店を改装していて、荷物を運んだりとなんだか雑多なことが多くてねえ。今日は自分のロッカーの中を片づけるんだよ。こういうとき店を休めばいいのに、オーナーの榊さんが休まないって言ったものだから、みんな振り回されちゃってねえ……大変だよ。せっかっく大地が休みで一日いちゃつけた筈なのに……それが残念だ。片づけが済んだら、着替えないと駄目だから夕方一旦帰ってくるけどね」
 小さく溜息を付いて博貴は言った。
「ふうん……俺同伴だと思った」
「同伴はもうしてないよ。大ちゃんが嫌だろ?」
 言って博貴は大地の側まで来ると、後ろから腕を回してきた。
「……ショッピングにつき合う位なら俺は文句言ったりしねえ」
 複雑な気持ちで大地はそう言った。
「誘われるときもあるからねえ……だから私が嫌なんだよ……」
 くしゃっと頭を撫でられ、大地は身体をすくめた。
「ふうん……いいけど……」
 博貴の気持ちは嬉しいが、誘いを今でも掛ける女が居ると思っただけで、大地の胸はチクリと痛んだ。もてる男の事をいちいち気にしても仕方ないのだが、こうやって現実にまだ色々とあることを知ると、大地としても気持ちのいいものではない。だがホストとして働いても良いと言ったのは他ならぬ大地だった。そうであるから今更、やっぱり辞めてくれよ……等とは言えなかった。
「じゃあ……行ってくるよ。君はゆっくり昼食を食べてくれていたら良いからね。お昼のご飯も美味しかった。夕食も楽しみにしてるよ」
 チュッと大地の頬にキスをすると、博貴は出ていった。大地の方はただ顔を赤らめたまま「おう……」と言っただけに止まった。

 昼食の後かたづけをし、広々としたリビングで大地はトロトロと惰眠を貪っていた。すると一階から宅急便が届いたことを知らせる内線が鳴らされた。
「あ、上がって貰ってください……」
 インターフォンでそういうと、大地は眠い目を擦り、玄関の鍵をあけた。暫くすると蜜柑箱三つ分くらいの大きさの段ボール箱を持った配達人がやってきた。
 うわ……
 でけえ……
 なんだこれ……
「じゃあこちらにサインか、印鑑を……」
 と、言われたので大地は別段何も考えずにサインをし、受取状を貰うとその大きな段ボール箱をリビングまで運んだ。
 でっけー箱……
 でもそんな無茶苦茶重くないんだよな……
 あいつ……またどうせ新しいスーツでも買ったんだろうなあ……
 博貴はおしゃれなのだ。クローゼットには一着数十万のスーツなどざらにある。商売が商売なだけに、良いものを身につけるのは仕方ないだろう。
 大地はそんな事を考えながら、今度は何処のブランドを買ったんだ?と、何気なしに受取状の差出人を見て、驚いた。
「大人のオモチャ専門店ラブリーラビット……って……なんだこりゃああああ」
 誰もいない部屋で大地は一人叫んだ。
 あいつ……
 見るなって散々ぶっこいてたけど……
 そう言う理由か?
 変なもんを買ったから見られちゃまずいって思ったのか?
 だったら……
 だったらなあ、店に届くようにしとけよっ!!
 ……まてよ……
 俺専用だから、店に届くようにしてなかったとか?
 いや……
 改装中って言ってたから、それでか?
 何でも良いけど俺が居ないときに届くようにしろよっ!
 違う、そんな店から俺用に届くのも困るんだけど……
 じゃないっ!
 あいつ……今度は何を企んでるんだよっ!!
 パニックになりながらも大地は問題の箱に視線を移した。何が入っているのか、とにかく気になって仕方ないのだ。
 なんだよ……
 あれ、何が入ってるんだよ……
 なんなんだよーーー!!
 ただでさえ大きな箱はとにかく目立つ。その上、意味深な博貴の言葉が思い出された大地はもう、箱を開けて中身を確認したくて仕方ない。
 ……
 ……いいや……
 こっそり開けてやれ!
 開けたことが分からないように又閉じたらいいんだ……
 ようやくそう決心を付けた大地は、そろそろと問題の箱に近寄った。箱は普通にガムテープを貼られているだけの簡単なものだった。
 う~ん……
 ガムテープって剥がすとばれるよな……
 あ、綺麗に剥がして新しく貼れば良いんだ……
 大地はそう思い、リビングにある戸棚からガムテープを持ってくると、早速箱を開けることにした。
「……ん?」
 箱の中にはまた小さな箱がいくつか入っており、それぞれラベルが貼られていた。

●メイドさんセット(小道具付き)
●バニーちゃんセット(網タイツ付き)
●女王様セット(鞭、ろうそく付き)
●体操服(ハイソックス付き)
●乙女なフリル付きエプロン(おまけ)

「ぎゃあああああああっ!!なんだよこれーーー!」
 大地は箱から逃げるように後ろに下がり、呆然となった。その各々ラベルを貼られた箱を開ける気になど、とうていならなかった。
 あいつ……
 この間の女装で味を占めたのか?
 こ、こんなもん俺に着せようなんて企んでるのか?
 ガクガクと震えながら大地はもう一度、箱のなかを覗き込んだ。

●メイドさんセット(小道具付き)

 小道具ってなんだ?
 コーヒーポットとか??
 お盆とかも入ってるのか?

●バニーちゃんセット(網タイツ付き)

 網タイツって……
 あの網になった黒いタイツのことか?
 それに高いヒールとか掃くんだよな……
 もちろん耳とかしっぽも付いてるんだろう……

●女王様セット(鞭、ろうそく付き)

 鞭……ろうそくって……
 これじゃあSMの世界じゃねえかっ!
 じゃあ……仮面もついてるのか?
 良くあるよな……
 綺麗なお姉さんとかが仮面つけて、鞭振り回すのって……

●体操服(ハイソックス付き)
 こ、これはなんだよ?
 靴下も付いてるって事か?
 で、体操服ってことは……
 男もんじゃねえってことだよな……
 ってことは……
 ぶ、ブルマーとかいうやつ?

●乙女なフリル付きエプロン(おまけ)

 おま……おまけ?
 一杯買ったから付いてきたのか?
 乙女なフリルってなんだ?
 ぴらぴらしたエプロンかよ……
 ……
 それより……
 こんなもんおまけにつけるなっ!

 こ、こえええええ……
 ど、どうする?
 これ捨てた方がいいのか?
 でも……これは博貴の買った物だし……
 いや、そういう問題じゃねえよな……
 こんなの着せられた日には俺……

●メイドさんセット(小道具付き)

 お盆持って頭になんかぴらぴらしたのつけるんだよな……
 ……うーん……
 これはもしかして似合うか俺?
 要するに女中みたいな格好なんだよな?

●バニーちゃんセット(網タイツ付き)

 身長低いからなあ……
 ていうか、あれ、一種の水着だろ?
 あそこが膨らんじゃうんじゃないのか?
 それともしっぽをあそこにつけるのか?
 着方がよく分からないな……
 耳だけならつけてやってもいいけど……
 全身は嫌だな……

●女王様セット(鞭、ろうそく付き)

 あいつ……
 俺に鞭で叩かれたいとか思ってるのか?
 ろうそく垂らされたいとか……
 博貴ってそれ系のあこがれがあるのか?

●体操服(ハイソックス付き)

 これは似合うような気がするよな……
 学生の時も散々馬鹿にされたし……
 絶対似合うとか女子も言ってたしなあ……
 で、これ着て「えへ」とか言って体育座りするのか??
 げーー気持ち悪いぞっ!
 でもこれも前膨らまないか?

●乙女なフリル付きエプロン(おまけ)

 俗に言う裸エプロンに使うんだろう……
 これに関しては良くやって欲しいとか言われるよな……
 俺は、嫌だって言い張ってるけど……
 男がそんなもん裸に着て何が楽しいんだ?
 気持ち悪いと俺は思うんだけど……

 って……
 何、俺、想像してるんだよーーー!
 各服装を着ている自分を想像した大地は気分が悪くなってきた。
 冗談にしてはきついよな……
 本気なのか?
 俺にあんな色々着せたいと思ってるのか?
 ……
 でも……あいつなら……やりかねない……
 博貴は大地が女装した時も一人喜んでいたのだ。それで味を占めたのかもしれなかった。
 勝手に人の物を捨てるのは……
 駄目だよな……
 駄目なんだけど……
 大地は複雑な気持ちでその開けてしまった箱を見た。見てしまった以上無視できないのだ。
 どうしよう……
 俺……
 博貴は普通のエッチに飽きたのだろうか?そう考え、大地は無性に悲しくなった。
 飽きたから、こんな妙な嗜好に博貴は走っているのだ。
 よく言うよな……
 夫婦でマンネリになったら色々やるって……
 大地はお昼のワイドショーネタを思い出し、そんな事を考えた。
 飽きられてるんだ……
 俺とのセックスって……
 益々大地は憂鬱になってきた。だが、飽きられたからと言って、過激な方へ大地自身が行けるかというと、それも無理な話であった。
 ごめん……博貴……
 俺には無理だよ……
 こういうものを着て、エッチするなんて考えられない……
 ちっとも楽しいと思わない……
 夫婦や恋人達がそんな遊びをする事は知っている。だが大地にはそんな事は出来ないのだ。いくらお願いされても出来ないものは出来ない。それが理由で飽きられたとしても仕方ないのだ。
 捨てるよ……
 ごめん……
 折角買ったんだろうけど……
 俺見るのも嫌だ……
 これを見てお前が喜ぶ姿も見たくない。
 とにかく、ここに置いてあるだけでも嫌なんだ……
 大地はその段ボールの箱をガムテープでとじ、元通りにした。そうして段ボールを担いで玄関を出ると、いそいそとゴミ置き場に持っていった。

「え、捨てたんだ?」
 夕方帰ってきた博貴が荷物のことを聞いたので大地ははっきりと「捨てた」と言った。
「……お前あんな趣味あったのか?」
 ジロッと博貴を睨み付けると、いきなり抱きしめられた。
「……大ちゃあん~君ってやっぱり私の思った通りの行動を取ってくれたねえ」
「えっ……何だよ……何なんだよっ!俺話見えねえよっ!」
 博貴によって抱きしめられた身体をじたばたとさせながら大地は言った。
「あれねえ、私が罰ゲームでどれかを着る予定になってたんだよ……。ほんと、どうしようかと思ってたんだけど、大地が捨ててくれたから良かった。私が捨てたら問題だけど、この場合は大地が捨てたんであって、私じゃないからね。これで上手く逃げられるよ」
 大地を離し、博貴はそう言った。
「はあっ?」
「いや、だからね、お店での罰ゲームだったんだ。中身見てわかったでしょ?サイズ大きかったはずだよ。実はねえ今月指名がかなり減ったんだよ。まあ週に三日ほどしか出なくなったから減るのは当然なんだけど、あるラインがあって、いきなり減った場合は罰ゲームにああいうことをさせられるんだよねえ。ああでも、君が捨ててくれたから、その罰ゲームから上手く逃げられるよ。恋人に見つかって捨てられました。御免なさいってね。まあ、榊さんのことだから、また注文するかもしれないけど……」
「……お前が着る予定だったのか?」
 思わず大地はそう聞いた。
「そうだよ。だから、昼間あんな風に言って君を煽って置いたんだよ。今日着せられる予定だったしねえ。一応どれを着るか、選ぶ権利はあったんだけど、憂鬱だったんだよ。その事情を話したら大地が喜びそうだから、あんな風に言って、捨ててくれるのを期待したと言う訳だよ」
 ニッコリと笑みを浮かべて博貴は言った。
「お前が?」
「そうだよ」
「着る予定?」
「だったんだよねえ……」
 苦笑する博貴をよそに、大地の頭はぐるぐると昼間みたラベルを思い出していた。

●メイドさんセット(小道具付き)

 この図体でメイドか?
 頭にぴらぴらと帽子をかぶるのか?
 博貴が?

●バニーちゃんセット(網タイツ付き)

 で、でっけえウサギが出来上がったぞ……
 網タイツもこいつがはいたら気味悪いぞ……
 だって、思いっきり男性の足だぞ。
 隠したほうが良い足だぞ。
 それより……前、思いっきり膨らむじゃねえか……

●女王様セット(鞭、ろうそく付き)

 博貴がやったら迫力ある女王様だぞ……
 でもこいつ……
 髪長いし……
 これで化粧して仮面をかぶって両手に鞭とろうそく持ったら……
 すげえかもしれない……

●体操服(ハイソックス付き)

 うわああ……
 にあわねえ……
 これは気持ち悪い。

●乙女なフリル付きエプロン(おまけ)

 想像出来ないかもしれない……
 こいつが……
 裸エプロンなんて……
 気持ち悪いだけじゃないか……
 いや……俺だってどれ着ても似合わないと思うけど……
 博貴は身長だって高いし……
 俺よか身体はがっしりしてる……
 そんなんで着たら……
 うわああどれも気持ち悪いっ!

「大ちゃん、何一人で顔を赤くしたり青くしたりしてるんだい……?」
「……え、あ。なんでもねえよ……なんかお前が着たところ想像して気持ち悪くなってただけだよ」
「やっぱり大ちゃんは自分用だと思って捨てたんだね。そう思ってくれて良かったよ。サイズを見て、私が着るものだと気付くかなあって心配してたんだ。まあそう思われるのもかなり嫌だけどねえ」
 ニヤニヤと博貴は口元で笑ってそう言った。
「えっ……あ、別に俺のだって思った訳じゃあ……」
 慌てて大地はそう言った。
「大ちゃん~酷いなあ~私にそんな趣味がある訳無いでしょ」
 と言いながらも笑っている。
 あ……
 俺すっげーチャンスを自分から潰しちゃったのか?
 俺が捨てなかったらこいつ、ぜってーどれか着てたんだよな?
 そうなんだよな……
 日頃の仕返しをここで出来たはずなのに、俺が捨てちゃったんだっ!
「お、お前にとって大事なものを俺勝手に捨てちゃったんだな……今から取ってくる。多分まだあるはずだから……」
 と言って大地が行こうとするのを博貴が止めた。
「ゴミ置き場にはそれらしきものは無かったよ。だからうちにあるんだと思って君に聞いたんだ。きっと誰か欲しい人が持って帰ったんだろうねえ……。いいんじゃないのかい?欲しい人が持って帰ったんだったらね」
 うわあああ~
 俺……なんてもったいないことしたんだよーーーー!
「……君……とっても残念そうだね。もしかしてあんな趣味があるのかい?」
 じーっと見つめてくる博貴の頭を大地は殴った。
「だっ、誰がっ!お前が俺にあんなのを着せようとしたと思ったんだよ!」
「あいたた……ある訳無いでしょ。私はそのまんまの大地に惚れているのに……」
 呆れた風に博貴は言った。
「え?あ、うん」
 大地の昼間の不安はそこでかき消えた。後に残ったのは悔しさばかりだった。
 くっそー
 くっそー 
 あのセット、捨てなきゃ良かったっ!
 俺ってやっぱり上手く博貴に使われてるっ!
 
 澤村大地「H」について考える。
 所詮、俺には何かを企むなんて出来ないんだよなあ……と。

―完―
昨夜タイトル翌夜

エロはなしですねえ。あはは。このカップルではちょっと珍しいです。私の頭が少し冷えてるのかもしれません。うーん……でも博貴のバニーなんて怖くて見たくないですよねえ。メイドもそうだけど……。そういうことはやっぱり線の細いタイプにやってもらいたいものです。はは。

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