「周囲の問題、僕の涙」 扉
あらすじ
事件で拘束され、一ヶ月も幾浦に会えない日を過ごしたトシは、事件を解決し、ようやく恋人に会いに行くのだが、幾浦の家には見知らぬ男がいた。それは幾浦の弟の恭夜であったが、彼は筋金入りの男好きであった。最初はトシと幾浦の仲を心配していた恭夜であったが、幾浦の態度に切れた恭夜は「じゃあ俺がもらう」と宣戦布告をするのだが……。
コメント
あんまり明るくない話です。どちらかというと避けて通りたいテーマになってしまっています。恭夜は問題ないのですが、その後から付いてくる家族問題が噴出しています。もう、可哀想なぐらいトシが悩んでいます。こういう、健気な悩みキャラは書くのが辛い~! その上幾浦が、妙にうじうじしていて、いっそ恭夜に乗り換えてしまえ! などと作者とは思えない言動を思わず吐いてしまった作品。
って、こんなの読んだら読みたくなくなってしまいますよねえ。はは。