「真実の向こう側」 あとがき
いつもはこんな風にあとがきなど書かないのですが、これに関しては書かせてください。
どうも皆様、このたびは「真実の向こう側」に最後までおつきあいくださってありがとうございました。
最初、ゲームの原作依頼を受けたとき、数度お断りしたのですが、好きにさせていただけると言うことを条件にお話を受けました。が、皆様もご存じの通り、昨年末から今年にかけて色々ともめて結局自分のサイトでの発表となりました。せっかく楽しみにしてくださっていたお客様には大変申し訳ないことになってしまったことをこの場を借りて再度、謝罪したいと思います。中には海外からのお客様で手に入れたいとおっしゃってくださっていた方もいて、本当に嬉しかったです。
丁度、去年末から今年にかけてのあいだに、ゲームの問題以外にも色々とあって、それら全てに疲れてしまった時期がありました。書きたい気持ちはあるのに、それを発表するのに戸惑いがでたというか。このまま暫く休止するか、最悪サイトを閉鎖するか。そこまで一時期は落ち込んでいたのですが、その間に沢山のメールを頂いて(本当にもの凄い数を頂きました)どれだけ励みになったか分かりません。中にはこの機会に初めてお便りを下さった方もいらっしゃいました。それなのに、当時、色々ありすぎて精神状態がまともではないと言う理由で、お一人ずつお返事が出来なかったことを未だに後悔しています。本当にすみませんでした。
ネットでは相手の顔の見えない一つの社会が広がっていて、現実の社会と同じように様々な人がいる。そして現実と同じように、相手は見えないけれど優しい人たちだって沢山いることを私はこのことで知りました。どれだけ落ち込んでも、辛かったとしても、モニターの向こうにいらっしゃる皆様から頂ける励ましや、応援の言葉。たった一言の「楽しかったです」というメールに、大げさだと思われるかもしれませんが、泣いてしまったこともありました。一人で頑張ることの出来ない自分を情けなく思いつつ、こうやってなにかあっても、心優しいお客様に支えてもらえる喜びも同時に感じました。
そしていつも不義理をしているリンク先様や、同じJUNE系の管理人様からもあたたかい励ましのお言葉等を頂き、自分の庭だけでうろついている視野の狭い私にとって、どれだけ心が温まったかはかりしれません。当時メールを頂けました管理人様にもこの場を借りて感謝したいと思います。不義理ばかりの私ですが、本当にあの時は助かりました。心から感謝します。
本来ならこのことでトラウマにでもなるのではないかと思ったのですが、何かあってもまた、皆様は笑って励ましてくれるだろうと勝手に思い、また新しい挑戦を現在懲りずにしています。こんな気持ちになれたのも皆様のおかげです。どうかこれからも当サイトに遊びに来てくださいね。時には感想をBBSやメールなどで頂けるとありがたいです。それを励みにして日々の創作意欲につなげていこうと思います。
このたびは本当にありがとうございました。ちょっといろんな意味で、抜けてる管理人ですが、どうかこれからも宜しくお願いします。
「Angel Sugar 管理人 あすか」2002/04/20
あ、こちらの作品の青柳視点バージョンもこれから書くつもりです。「真実の舞台裏」のタイトルになるかと思います。連載がはじまりましたら、また宜しくお願いしますね!
このお話のラストが分岐によってどういう結末を迎えたかというラスト考えていたのでそれらをいくつか紹介します。イメージが壊れる方は読まないように(笑)
ハッピーエンド
このお話の通りです。
ややハッピーエンド
空港で青柳の乗る飛行機を見送って、結局自分を変えられなかったと嘆く。
バットエンド・鈴木バージョン
気がつくと僕の隣には鈴木君が眠っていた。
一体どうなってこうなったのか、僕には分からない。
バットエンド・斉田バージョン
なぜ僕はこのおじいさんに囲われている身になるのだろう。
だけど、幸せなのは、きっと……
バットエンド・海堂バージョン
海堂の妻に犯される?(汗)
ある一定のフラグで出現する?エンド
宇宙人にさらわれて、宇宙船の中で目が覚める。
ほほえむ沢山の宇宙人が僕を囲んでいた。
ああ……
もう僕は孤独じゃない。
他にも色々あったのですが、主なものはこんな感じでした。
いやまじで、これがゲームになっていたら怖かったでしょうね。
ここまで読んでくださってありがとう