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過ぎたことは忘れましょうよ。
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「すいませんが、真弓、白庭というのはどのあたりですか?」
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「ねぇ、やっぱり見晴らしのいい場所がいいよね。小さいお庭があって、ちょっとしたテラスなんかもあって、夏はそこであの山の方を見ながら食事とか…」
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そうめんとネギと生姜、ありがとうございます。
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予報では曇りだった。
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拾い集めた木ぎれは全部、やさしい置き火になった。
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雲を見たければ北へ行け。
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いつも途中でわからなくなるよ。
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考えないで、ただみつめて。
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左眼が曇って滲むのは、
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野性望遠視力
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耳鳴に雷鳴
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窓の外でバシバシと音がする。
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神話中毒ってアメリカだけの専売特許じゃないんだろうな。
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あの人にはニヤリがない。
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国境の島へ行かねばなるまい。
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ペダルをもうひと漕ぎ、
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くそぅ、あとすこしで雨雲を追い越せたんだけどなぁ。
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そうだ。確かに何も言えなくなる。
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「ほらナ、もうアタマ喰われた。めんたまァ好物やからナ。あすこにいおるよ。ピンピンて手で引っ張りおるからナ。引いたらすぐギュッと上げたるんやけど、うまいことエサだけやられるナ。ゴミが掛かってたりナ。針に掛かっても、釣り上げた後でも、石に吸い付きよったらもう動かんナ。すごい力よ。そらもう、糸が切れんから身体に巻いて引くのナ。手が切れて血が出るよ。…くぅそ、あすこにいおるのは分かっとるのにナ。朝いきなり2本釣れたけどナ。それからずっとだめ。今日は朝銀行寄っとって、来たのは遅かったけどナ」
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ファインダーを折りたたむときの、軽いバネの感触。
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クーラーは必要だけど、どうしても馴染めない。
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駅前にある噴水の脇に、平城京を復元した鳥瞰図がある。昔は気にも留めなかった。
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そうか、流れが緩やかになると土砂が堆積しやすくなるわけだ。
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追憶に引き寄せられ
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「飽和する映像や喧騒に窒息しそうで、自分の思考まで所詮コピー・ペーストだとの疑念が晴れず、いっそ自我を丸めて捨て去り、知識を持たない眼を取り戻せはしないかと、白昼夢に憑かれひたすら歩いている。どこまで行っても何も無いということはなく、地面の感触だけはいつも虚無から一番遠いところにある気がする。そういうときがある。」
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人がいっぱい。たぶん身体に何か作用するんだろうな。
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猟と漁、リョウが先で漢字が後か?
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そういえば、動物もためらう仕草を見せるよね?
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