030301

雨煙る青き御山も隠れけり
 
 
 
 


 

030302

もうすこし、灯りを点けるの待って下さいます?
私、この色がとても好きよ。
ほら、なんと言えばいいのかしら、
何色にも似てない色ね。
もう消えてしまうわ。


 

030303

人間の身体だって、数ヶ月でごっそり入れ替わるっていうじゃねぇか。古いのはポイ、きれいさっぱり、なァ。つまりアレだ、生きてくためには要らないもなぁどんどん捨ててかなきゃダメだってことだヨ。言い換えるとな、持ってける量は限られてるんだ。ん?アタシャ他人より余計に持ってるって?だからソレが要らないものだっつってんの!捨てな捨てな、無駄だよ、見るからに。ナニ?捨てられるもんなら当の昔だぁ?ハァ、開き直りやがって。えーっと何の話だっけ?あ、だからちょっとそこ片づけなさいよって言ってんだヨ。


 

030304

不安を抱える頻度が他人より重いとは限りません。
ストレスが身体にまで影響することは一般によくあります。
ただ誤解を恐れずに言えば、それを忌事の予兆と考える習慣、あるいは思い込みが特徴です。
どんなものであれ不幸な事実に行き着けば予兆と結びつけて納得するので、的中率も当然高い。
逆に幸運の予知はできない、という事がこの推理を補強しているのではないでしょうか?


 

030305

きっと理解されないことが望みなんです。
見透かされてしまうとかえって反発を覚えるものです。
必要としているのは認めてもらうことなのでしょう。
秘密めいたことも、本当の秘密も、
それがないと生きていけない。


 

030307

おかずいらない
あそこの空気は重く粘ってた
なのに欲しいものは見つからない
決断の時だぜ常日頃
忘れちゃいけないことは何だ


 

030309

出れば雲、戻れば晴れ間、果ては雪。
焦ると不安の翳が覆いますぞ。

空間を、ふたつに見立て、八畳間。
溢れていたのは、殆ど要らないものでした。


 

030310

目を閉じると雪の残像
ゆっくりと床に沈むような疲労

目を開けると新しい部屋
次々と思い出す壁と天井の角


 

030311

北から低い雲が猛然とやって来る。
遠景の丘陵はすでに影に入っている。
灰色の靄にみるみる地上が呑み込まれてゆく。
たちまち四方からの吹雪に翻弄される。過ぎ去るのをじっと待つ。
やがて風花へと変わり、嘘のような青空が再び訪れる。


 

030312

よーし捨てるゾ!例外なく捨てるゾ!
アレもコレも捨てるゾ!箱ごと捨てるゾ!


…最後に1回だけ聴いちゃおっかな?


 

030313

いつも窓から見てるんだぜ。
みんなが城を持ったせいさ。
いい景色だろ?誰も気にしないけど。
誰も悪くはないのさ。
欲望のなれの果てさ。


 

030314

バス停で少女足をぶらりぶらり
自分だけの音楽にノッて
 
 
 


 

030315

いい距離がとりたいんだ
太陽が出る前に
根源的なのが欲しいんだ
太陽が沈む前に
時間を掛けちゃダメだぜ


 

030316

怖いって何回言った?
そんなに言った?
 
 
 


 

030317

今日も、丘の上で太陽が沈むのを眺めていました。
夕刻まで広がっていた雲が、ゆっくり、ゆっくりと、
微かな北風に流されながら掻き消えてゆきました。
関係があるのか、ないのか、そういうことは問題ではないのです。
戦争には反対です。どうか全員がそう思い続けて欲しい。


 

030318

確かにこの時期の天候は、およそ6〜7日単位で循環している。
低く分厚い雲が、冷たい北風にぐんぐん流されてゆき、次第に晴れ間が広がる。
やがて1〜2日の快晴が訪れ、日中の気温は急激に上昇する。ただし朝晩はむしろ冷え込む。
快晴の上空が徐々に白く濁ってゆくように見えると、弱まっていた風がまた速くなる。
雲は次第に黒くなって、 冷たい雨がやって来る。雨もまた1〜2日続く。


 

030319

見られている。分かっている。
こちらからは見ない。接点を結ばない。
そのままでいけるか?このままで無事か?

烏と同じ。


 

030320

電車の中、
残業中、
花粉症、
不通…
でもなんか国士無双、みたいで爽快。


 

030322

記憶の積み上がり方も散漫なのかな?

ほったらかし、混線、
積み上げ、丸投げ、
脂肪、死亡。


 

030323

本当にしばらく都会に出なかったなぁ、と感じるのです。
以前はそういうことを考えもしなかったはずです。
人の多さというのは、見てそう思うというよりは、
自分の思うように歩けず足踏みをしたり、つんのめったりするときに実感します。
気がつけばほとんど人の顔を見ていませんでした。なにか怯えのようなものがありました。


 

030324

いとよりいしを
 
 
 
 


 

030326

白い海パンでね、真っ黒に日焼けしてね、ギラギラのビーチでね、
もうこれ以上ない、見たことない、金輪際ないってくらい、
ものすごい笑顔で大の字ジャンプしてるの。 もちろんエビ反り。

…そんな白昼夢。やっぱ幸せってあるよなー、みたいな。


 

030327

理由をみつけようとしないで。
まず手にとってみればいい。


なぜロシアなのか?


 

030328

身体の声に、耳を傾けるべきだ。
しかし身体の勝手にさせるのには。応用という罠がある。
ところが身体が脳を踏み越えて表現する境地もある。
そこで鍵となるのは、創造的なものは
必ずしも心地よいとは限らないということだ。


 

030330

口に語らせないで
心を開いて
視界を広げて

心配しないで


 

030331

いつも笑顔で

みんないい睡眠が

とれますように


 

back

2011 - 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7
2010 - 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2009 - 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2008 - 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2007 - 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2006 - 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2005 - 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2004 - 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2003 - 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2002 - 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12