091201

100万の言葉よりも



　

091202

どうかいつまでも背中を見せてください



　

091207

何か届いたか
顔見ても分からないけれど

正直にやりなさいよ
正直が一番だよ

091208

円卓と角卓、
短卓と長卓、
文化のちがい。

　

091211

雨の中を歩いたのだ
昔は布きれ一枚で
舗装された道もなく
灯りもない森の中を
いつ果てるとも知れず

091219

冷たくて　とても冷たくて
静かで　まったく静かで
独りで　ずっと独りで
初めての　きっと初めての
香りを　えもいわれぬ香りを

091222

いやいや、私どももまだまだ、ぜんぜん
ちょっとお茶していこうじゃないかハニー
あ、ちょっと待って下さいね、ご注文は何でしたっけね？
夕暮れじゃないかハニー、やわらかいよハニー
そんなそんな、オレやったら言うてまいますけどね、いやいやほんとに、ちょっと

091227

通りの向こうから、ガラス越しに人の姿が見えたら、
そのまま前を通り過ぎて帰ろう。

明日また来られるかもしれないし、しばらく来られないかもしれないけれど、
今日は少しだけ空白を残したまま終えよう。