041101

あれは都市に依らない生き物の眼だ。笑わない眼で、ぼくらが曖昧に笑っているうちに見過ごしているものを捕らえている。自分がすべきことへの、強い意志を感じる。それには理由がある。必要だと感じているし、必要とされていることを信じている。無闇に焦ることはないが、無意に怠ることもない。笑わない眼の奥で、沈思することなく観察している。生きる者の眼だ。


 

041103

まずタイヤがリムに圧着している部分を剥がす。捨てるタイヤなのでバールで容赦なく剥がす。両側とも剥がしたら、片側のビードにバールを差し込んでリムの外側へめくり出す。ひどく硬い。リムに傷つけないよう慎重にやるが、最後は力まかせ。一ヶ所外れればあとは軽い。片側のビードを外し終えたらチューブを抜いてからもう片側も外す。新品のチューブとタイヤを入れるのは逆順。しかしバールで傷つけるわけにもいかず、さらにさっきの数倍の力を込めても最後の20cmほどがはまらない。膝とお尻がふわふわしてきた。


 

041104

忘れるな
この色、この景色、この気持ち

オレの24時間はオレの24時間だ
 


 

041105

ぼくは喋らなくていい
あぁ、ぼくはいま喋らなくていいんだなぁ
 
 
 


 

041106

どうか大きな声を出さないで下さいね
鳥の声を聴いているのです
自分と対話しているのです
侮ってはいけない
侮ってはいけない


 

041107

 

 

 


 

041110

なつかしい峠道を 逆向きに下ってる
戻る場所はない 同じ歩調でなお進む
眠気を吹き飛ばせ ぼくらなら行ける
抜け道を辿ろう 誰も見たことのない
新しい風景を探しに行こう


 

041114

ごめんなさい。今はもう必要としてないの。
私、変わったのよ。
遊びじゃないの。
それともただ余裕がないだけかしら。
いずれ分かるわ。


 

041115

美しすぎるって…罪ね。
 
 
 
 


 

041118

待っていてはダメよ。
自分から動かないと、
何も起こらないのよ。
 

 


 

041121

「これは美味しい。めっちゃ美味しい」
「私の記憶が正しければ、高校は賢かったよね」
「どうもありがとうございました。でも今までで一番気を遣ったかなー」
「みんな笑顔が素敵やねん。笑顔ってこんなに良かったっけって」
「今年で最後なんですよ。アトリエも、部室も」


 

041122

オレが決めてきた。
オレが決めてきたぜ。
だがあとはもう決めるだけ、
というところまでは万端に整えて
待っていてくれたんだな。


 

041123

捨ててこう 捨ててこう
終わりがあるから輝くんだぜ
軽くなろう 軽くなろう
明日の思い出を獲りにいこうぜ
 


 

041127

距離で出る アドレナリン あなどれん
電車より速く 走れ
意識より速く 走れ
脳波より速く 走れ
 


 

041129

印刷に行く チーズケーキを焼く 撮影する


際限ない繋がりの中で思い出すことは何?
それを思い出す理由は何?


 

back

2011 - 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7
2010 - 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2009 - 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2008 - 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2007 - 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2006 - 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2005 - 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2004 - 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2003 - 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2002 - 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12