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先を読んだからといって失敗しないとは限らない
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風になる夢を
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あふれて捨てられるばかりの言葉は
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布団の中で着替え、毛糸帽とマフラー、なんとなく川沿い、いつの間にか神社の近道、日陰にはまだ雪、畝の窪みには分厚い氷、気泡がガラス玉みたい、祈祷の声、薪のはぜる音、小刻みに足踏みする女の子、竹藪の道、坂道超え、遠くの山の木の枝、真空の空、カラス脅し、黄昏、みんな泥棒風情、犬はハッハ嬉々、手先まで血が巡る、鼻と耳と顎の先が冷、上を向いて歩こう、誰にも聞こえない鼻歌、もう一度最初から
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墨をするときはなんとなく背筋が伸びる。
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「そういえば以前は、兄弟姉妹の誰と誰が死んだなんてわりとよく聞く話やったね」
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春眠暁を憶えず
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エフェクトに騙されるなよ
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「みてみてー♪氷のうえ走れちゃうよー。つつっつー」
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田中、原田、畑山、梨本、桑原、堀部、橋本(地種属性型)
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軒先で運命を知ることはできない
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ききわけ
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土地の起伏、つまり尾根や谷筋を手掛かりに水の流れを追う。
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まるいまんげつくもがくれ
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見えてきた、見えてきたぞ。
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さようなら
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さっきまで雨の音がしていました。
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しろい息をはくの
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もし明日の朝
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排水管から赤い粘土がしみ出しています。ドロで埋まった溝から雨水があふれ出ています。
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うかれてた時代さ
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壁に番号の入った二所帯一棟の家、ぐるっとフェンスで囲まれた貯水塔、ベランダを埋め尽くす洗濯物、家庭菜園の片隅に表札を掛けた手作りの独り住まい、全部が錆びきってる階段のない歩道橋、土壁の日本家屋と大理石の宮殿に挟まれた展望台、直線も対照形もない入り組んだ道路、池の端を回る会員制の散歩道、春には桜でいっぱいになる三角の公園、教会の裏の焼き肉屋の駐車場、外で煙草をもみ消す半ズボンのサーフボード店主、誰も居ない携帯電話の営業所とシャッターに貼り紙の写真屋、ゆるやかな下りとゆるやかな上り、バス停の人の列
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気が弛むと身体も弛むぜ
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朝から晩まで線を引く
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見るのではない 触れるのだ
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風で何もかも飛んでしまった。
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一瞬の白昼夢。
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後回し、
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